悩みのある方に寄り添って一緒に悩んでいる方おられませんか。得てして一緒に悩んでしまいがちですよね。それよりも悩みの解決に向けて背中を押してあげるには『あなたの笑顔』が最も有効だと言われています。
悩んでいる人がいると寄り添い、一緒になって悩むことってありますよね。それはとても大事な事なのだけど「あなたの笑顔に救われた」という方も沢山見受けられます。悩みそのものは本人が解決するしかないのだけれど、その解決に向けて背中を押してあげるには、どうも『あなたの笑顔』が最も有効なのではないかというお話しです。
自分自身も最近になって再認識したのです。悩みを克服してきた人たちの話を聞くと、最後には「あの人の笑顔に救われた」という方が多いのです。それが深刻な内容だったとしても、こちらまで深刻な顔をしていては活路も拓けません。『一緒に悩まないで』そうなのです、あなたの笑顔がまた明るい解決法と元気を与えてくれるのです。
いつまでも続けたい3つの習慣 “ 始まりは小さな感動から ”
目次
1.子供と大人の違い
子供が学校に通い始めてから新しい友達が出来ると同時に新たな悩みも増えてきます。いつも子供の話を聞いてあげている家庭はその変化に驚くと同時にその成長に感激もするのです。そのような中で誰しも成長過程で必ず経験するであろう悩みはそれほど深刻に受け止めないで、最後には笑って「あなたなら大丈夫よ」と抱きしめながら話しかけたら、もう子供は勇気を出して悩みから解放されるべく動くのです。
ところが大人になると、そんなに簡単に悩みなんて打ち明けないので表情から読み取る必要があります。そこで「どうしたの？何かあったの？相談に乗ろうか」と歩み寄り、寄り添えばポツリと話し始めます。そんな時は真正面から向き合わないで、お互いに直角に座って話し始めると良いですね。勿論、最初は一緒に悩むことになるでしょうが、最後には笑い飛ばすくらいの笑顔で話しかけると案外次のステップに繋がるものです。悩んでいる人にとっては寄り添って一緒に悩んでくれるのもありがたいのですが、そのあなたの愛ある笑顔は相手にとって最強の力になるはずです。
2. 寄り添うあなたに求められるもの
子供も大人もそれなりに失敗や間違いあるいは挫折を乗り越えてきた経験があるはずです。だからどんな小さな悩みでもそれを乗り越えて来たことを思い出させて自信を持たせることが大切だと思います。こちらからの言葉は控えて、相手の言葉を沢山聞いてあげることが次に繋がります。そして寄り添いながら誰よりもあなたのことを信じている、応援していることを伝えてあげることで心を開いてくれるはずです。
勿論、『一緒に悩まないで』と言われても話を聞く途中ではあなたも涙を流す場面があるかも知れません。だからこそ、最後は笑顔で終われるようにしたいものです。それで相手も自信がつくはずです。
3. 悩み解消後の姿
相手から報告がある場合が多いように思いますが、少し間が空いた時にはこちらから明るく笑顔で話しかけることが大事ですね。いつも相手のことを気にしているということを示すことで相手も悩み解決に向けて勇気を持てます。
時には相手の周囲から報告が入って来る場合もあります。「明るくなった、元気になった、笑顔が増えて来た」等。いずれにしても一緒に悩んだ二人としては悩み解消までは寄り添ってあげましょう。
そうして悩みを克服したら、感動するくらい自信に溢れた表情に変わります。この時ほど嬉しく感じることはありません。大きな笑顔で包んであげましょう。一緒に悩んでくれるあなたに増して、そのあなたの笑顔に救われると喜ぶはずです。
4. 終いに
どんな話し合いも相談も基本は相手の話を穏やかに聞いてあげる事です。そうすることで、相手の方が何を欲しているのかが見えてきます。子供の場合は「どうしてなのかなあ？どうしたいのかなあ？」と優しく聞けば、子供自身が自分で答えを出すこともあります。大人もそうです。自分自身で答えを出しやすいように悩みを聞いてあげることがお互いに深刻な状況から変化して、最後は笑顔で明日に向かうようになるのです。そうしたやり取りで相手は『あなたの笑顔に救われた』と思うのです。どんなに苦しい時でもあなたの笑顔は相手をホッとさせる力を持っています。
今回もここまでお読み下さりありがとうございます。
2023年9月20日 さえき ひかる
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