退職後間もない方はおられませんか。退職後は少しイメージを変えて生活してみたいものです。明るい気持ちになれるように、そして楽しんで行動できるように少し違った観点で、定年退職後にやるべきアクションプランを示します。どれもそれほど大変ではありません。やるかやらないかです。チャレンジする事でそれがまた『新しい生き方』を見い出してくれます。
目次
1.健康のこと
食生活や睡眠、運動を意識して生活する事が大切なのは言うまでもありませんが、自分に何かあった時のために『Apple Watch』の活用をお勧めします。健康面でも色々な機能がありますが、その中でも転倒した時に、自分が反応しなければ自動的に救急車や家族に連絡してくれる機能はとても安心に繋がります。また就寝中の呼吸や心拍数、睡眠状態のデータも記録してくれるので異常がないかのチェックが出来ます。
ウォーキングは無理のない運動です。これが良いと考えています。少し息が上がるくらいに大股で早く歩くことがポイントです。坂道があれば言う事なしですね。この運動量と体組成計の結果と『Apple Watch』のアクティビティという機能の結果を照らし合わせれば、どれくらいのアクティビティ(ウォーキング)を達成すれば現状の体重、体脂肪率、内臓脂肪量を維持出来る、あるいは向上させられるのかという事がわかって来ます。目標を持ち、達成感を味わう習慣は楽しみにも繋がります。
ジムに通うのも良いですね。トレーナーやみんなと一緒に頑張れるという利点がありますし、新しい友達も出来るみたいです。通っている妻の話を聞くとそう思いますが、私は長続きしなかったので今は専らウォーキングです。今まで知らなかった地元を再発見するのも楽しみになりますし、ちょっとした山道で知らない人に出会ったりして「こんにちは」の挨拶を交わすのも気持ちの良いものです。
家事の一部でも自分の『ルーティンワーク』だと思って動くことが健康に繋がると言う事がわかります。そうする事で、逆に今までの妻の苦労も理解出来て感謝の気持ちが芽生えます。植物の水やりや掃除は良いですねえ。アクティビティが教えてくれます。そうすると家事も楽しく出来るようになるのです。
楽しく過ごせる、その事が健康に一番良いのではないでしょうか。
2. 人間関係のこと
新しい生き方では自分が好きな人とだけ付き合える様になりますから、他人のことで悩む事はなくなりますし、そうして行きましょう。
自分や配偶者の両親、兄弟姉妹の中に困っている人はいませんか?両親の面倒はどなたが見ておられますか?自分が動ける、まだまだ若いと思っている内に支援しましょう。もしもお金が必要ならば、自分の将来も大切ですが援助してあげましょう。そんな家族に支えられてここまで来れたのです。感謝の気持ちです。『自分は喜ばれる為に生まれて来た』のだと考えてみたら如何でしょう?「えっ!」って思うくらい感謝されますよ。少し『新しい生き方』だと言い聞かせてみると、また新しい世界が広がって来ます。(前の記事でも紹介しましたが『遺言書』を書いてみたら上記の様な気持ちになります)
3. 将来設計のこと
今はこの過ごし方で良いと思っていても、一応ハローワークの求人を『MacBook』で調べて、まだ働けるところがあるかをチェックしておきましょう。(⚠️初めての方はハローワークにご相談下さい)選択肢が広がりますし安心感にも繋がります。
再度、終の住処について決めておきましょう。今の場所が気に入っていれば良いのですが、そうでなければ引っ越すことにチャレンジした方が楽しみを持てるはずです。今後起こり得る巨大地震を考慮して、この際影響の少ないと思われる地域に引っ越すこともありですよね。私も悩んでいますが、震度6程度の予測でも内陸なので津波の心配はないから何とかなるかなとまだ動き出せない状況です。
いつまでも頭を柔軟にして生きていくことを忘れないようにしたいものです。絶えず、まだできる事があるんじゃないか、やりたい事があるんじゃないかと考え続けることが大事だと確信しています。そしてそれに向かって計画を立て、進んでいくことがまた楽しみにも繋がるはずです。
4. 身近なこと
白髪の方は染めてみたら如何でしょうか?ヘアートリートメントでも良いのです。もう自由になったのです。気持ちが高揚しますよ。
眼鏡をかけている方は眼鏡を替えてみましょう。少し目立つかなと思われるものにしたら如何でしょうか。変身した気分になります。人は自分が思うほど他人の事なんて見ていないものです。心配要りません。出来たら奥様もご一緒に。
断捨離しましょう。それこそ『終活』のように。もう会社関係の書類は不要です。スーツ等もお気に入りの物だけ残して、あとは廃棄するなり、メルカリに出しましょう。序でにマイホームの登記書類、保険関係、厚生年金、貯金や株式等についても整理して、残った人のために分かりやすくしておきたいものです。
解決して初めて分かるストレスがあります。いつもは気になっていないけれど、何かを移動したり、物がなくなった時に「あー、ストレスになっていたんだな」と気づくのです。そういう『気づいていないストレス』を無くして行きましょう。行動することで発見出来るものです。
5. お金のこと
基本は『入るを促し出ずるを制す』です。『入るを量りて出ずるを為す』という考え方がありますが、これは “ 収入にあった支出を心がける ” という事です。しかし、それでは守りの生活になってしまします。是非とも何らかの収入を増やす方法を模索しましょう。そして如何にしたら支出を抑えられるかも知恵を出し合いましょう。そうです、楽しみながら。
マイカーは絶対に必要でしょうか?何とかなるのでしたらこの際、手放しましょう。買い物にタクシーを使ってもその方が安くないですか?今は『物を持たない生活』が考え方ひとつで楽しくもなりますよ。近くで好きな車を借りてドライブに行くって楽しいし、車の維持費よりも支出を抑えられます。そして歩くことが増えて健康にも繋がります。
固定電話はまだありますか?あるようでしたら解約をお勧めします。5年間は預かってくれます。どうしても必要となったら電話番号は変わりますがまた使えるはずです。(⚠️どちらも解約時にご確認をお願いします)あまり使用しないのに基本料金を支払っているのは勿体無いですね。しかも電話での特殊詐欺の97、2%は固定電話だそうです。(『特殊詐欺の手口と対策』令和5年4月13日警視庁組織犯罪対策部)
携帯電話代は2,000円/月を切っていますか? auでしたら UQモバイルに代える事で、掛け放題でも2,000円/月を切りました。その他の携帯会社にもありますのですぐにやりましょう。メールアドレスは変わりますが他には支障ありません。もう現役時代みたいに仕事関係でメールは届きません。
『断捨離』すると捨てるには勿体無いものが出てきます。それをメルカリ(その他でも良いのですが)で売却しましょう。こちらは一時的な収入ですが、ここから継続的な収入に繋がる他の道が見えて来るかも知れません。
先ずは『・・・出ずるを制す』方が手っ取り早いです。そうしながら『入るを促し・・・』を考えて行きましょう。
6. 追記
以上、サラリーマン退職後にやるべきことを示しました。私は決して裕福ではありません。2:6:2の法則で言えば、6の部類に入る目立たない人間だと認識しています。ただ、記事に書いた事を実行して来たことで、この先何とかなるだろうと思っているだけです。しかし、老後は夫婦で旅行して過ごすなんていう生活にはなりません。ですからこれからも『入るを促し出ずるを制す』を続けて行きます。楽しむ為にではなく、楽しんでやっていこうと動いています。
どうか皆様も共感できることがありましたら、やってみてはいかがでしょうか。お薦めです。
ここまで読んで下さり、ありがとうございます。
2023年5月25日 さえき ひかる
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