実感したい “ 誰もが何気ない日常を楽しむ秘訣 ”

ウオーキング
何気ない日常の中にある楽しみ

 何も考える時間もなく日々を暮らしている方やこんな毎日で良いのだろうかと不安に思っている方はおられませんか。そんな生活の中でも色々な変化を求めれば何気ない日常を楽しむことが出来ます。

 学生時代とかに一人旅を経験された方がおられると思います。その時に「今の自分の状況は自分一人では認識出来ていない。誰かに言われて初めて気づくのだ」と感じた記憶はありませんか。そうなのです。一人だけだと自分が元気ないことや変になっていることに気づかないのです。これって不思議だなあと思ったことを今も鮮明に覚えてます。

 今の自分のように一人で家の中にいることが多くなるとこのような感覚になることがあります。そこで必要なことが “ 絶えず変化を求める ” ということです。それはほんの少しでも良いのです。何かを変えることで違った感覚を持っている自分に気づきます。そう、誰かに後押しされなくてもです。

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目次

  1. 未舗装の道を歩いてみる
  2. 小さな子供たちに接する
  3. 歩き方を変えてみる
  4. 掃除に対する考え方を変える
  5. 部屋の模様替えをする
  6. 終いに

 

1. 未舗装の道を歩いてみる

 時には散歩に出かけることが嫌だと思うことはありませんか。そんな時にはちょっとした山道を歩いてみると色々な発見があって良いと思います。それは公園の道でも良いのですが出来れば未舗装の道がいいですね。何故かというと、そこでは自然に知らない誰かと挨拶を交わすことがあるからです。時には相手から声を掛けてくれることもあります。とても気持ちの良いものです。特に高齢者の方に声を掛けると「声を掛けてくれてありがとうございます」とまで言われることがあります。そんな時はなんとも言えない気持ちになります。

 それからもう一つ。得てして散歩を目的にすると続かないので、買い物をする時に遠回りになっても未舗装の道を歩くようにすることで楽しさが増えます。そこに『何気ない日常を楽しむ』という感覚が訪れるのです。

 

2. 小さな子供たちに接する

 自分が住んでいる地域を歩いているとたまに保育園の子供達に出会うことがあります。たまたま、あちらも散歩中です。そこで「こんにちは」と声を掛けると可愛い返事が返って来ますよ。何かしらほのぼのとします。その上、付き添いの先生方も笑顔で挨拶を返してくれます。本当に子供たちはエネルギーを与えてくれます。若返りますねえ。

 

3. 歩き方を変えてみる

 多分ですけど、若い時にはどんな靴を履いてもどんな歩き方をしていてもそれをあまり意識することはなかったし、若い身体そのものがどうにかこうにか調整してくれていたのだと思うのですが、高齢者になるとそうは行きません。その上、昔の古傷が痛み出したり、やれ膝が痛いとか色々な症状が出てきます。

 その原因の中で一つは私にもよくわかることがあリます。それは1ヶ所だけ治せばそれで済むということではないということです。何故かというと、一つの故障箇所を庇うためにまた違う箇所に負担をかけているからです。色々な部位がバランスを取るために無理をして行くのです。ですから簡単には元に戻らないと思っています。仮に病院に行ってもありきたりの処置だけです。「薬よりも運動が大事です」と言ってくれる医者は良い方です。「毎日、マッサージに来て下さい」はとんでもないと思ってしまいます。

 だからこそ、自分で色々と調べたり人に聞いたりして歩き方を変えてみるのです。勿論、自分で「そうだ!」と思えるものに限ります。これがことのほか『何気ない日常を楽しむ』習慣に繋がるのです。そしていつの日か自分に合った歩き方そして靴に巡り会うのだと思います。それこそがまた新しい楽しみになって継続出来るのだと思っています。

 

4. 掃除に対する考え方を変える

 毎日、全ての場所を掃除するという観念は捨てても良いのではないかと思っています。その代わり、リビングとダイニングは1日に2回することもあるし、それぞれの部屋は2日に一度でも。廊下はその都度。洗面とトイレは気づいた時に。換気口のフィルター交換は毎月1日。洗濯機の糸屑とりや乾燥機のフィルター清掃は毎週火曜日と土曜日とか。

 こんな何気ない日常のちょっとした変化が掃除に意味を持たせてくれます。それは綺麗にするだけじゃない、自分の健康にも繋がっていると感じるのです。きっぱりとルンバは辞めました。身体を使って綺麗にすることで自分も健康になるということです。足の裏でその汚れを感じて拭き掃除を入れると、それはそれは足腰に効きます。

 

5. 部屋の模様替えをする

 自分たちが日常で一番長い時間を過ごす部屋は気分の良い部屋であって欲しいですよね。寝室も然りですが、やはりリビングダイニングでしょうか。テーブルとソファーとテレビの位置関係を変えるだけのことなのですが、この模様替えは楽しいものです。模様替えしても数回前の状況に戻ったりするのですが、おかしいことに毎回「やっぱりこの配置が一番だね」などと言って笑っています。

 子供達も呆れてもう今は何も言いませんが、たまに来た時には面白そうに見ています。この模様替えの良いところは気分が華やぐのと同時にちょっとした大掃除にもなることです。

 序でに二人の座る位置を変えることもまた新しい発見があります。隣り合わせで座って、ベランダの植物を見ながら過ごすのも中々です。

 

6. 終いに

 こうして過ごしてみると、退屈だとか暇だとか感じることはないのです。それこそ毎朝起きてからが楽しみになります。内心、本当はリタイア後の生活を心配していたのですが、テレビも見たいものを決めて見ているうちはプラスαの楽しい日常になります。

 『何気ない日常を楽しむ』方法は人それぞれだと思います。無理をすることもなく、誰かと比べることもなく、自分に一番合った『秘訣』を見つけては、また見直しをかけて行く。それで良いのだと思います。明るい気持ちで生きて行きたいですね。

 今回もここまで読んで下さりありがとうございます。

2023年11月30日     さえき ひかる

 

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