それは相手のせいじゃない、自分の思い込みだったのかも?

悩んでいる姿
誰のせいでもないよ 自分の思い込みだったのかも?

 皆様は「まさか、そんな風に思っていたなんて!」と相手のことを責めた経験をお持ちではないでしょうか。最近、自分自身が体験してわかったことがあります。最初は相手のことを責めたのですが、口も利かないで何日か考えていたら「ひょっとしたらそれは自分の思い込みだったのかも知れない」と考え出したのです。そうすると急に相手に対する気持ちが軟化して来ました。

 今からでも自分の思い込みによるトラブルを起こさないように、実例を交えて記して行きます。

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目次

  1. 自分が受けたショック
  2. 「まさか!」と相手を責める姿
  3. 冷静になって初めて気づく自分よがりな思い
  4. それは相手のせいじゃない、自分の思い込みだったのかも?
  5. 終いに

 

1.自分が受けたショック

 その相手がまさかの妻だったらどうでしょう。自分の場合はまさにそれだったのです。信じていた相手が私がしていることをまさか応援してくれていなかったなんて!

 それは自分が落胆している時にあまりにも普通の言い方しかして来ないので「もっと違う言い方があるんじゃないの?」と言ったら、「私はあなたがやっていることがそれ程好きじゃないから」と言われたのです。私にしてみれば応援してくれているものとしか思っていなかったので、大きなショックを受けました。もう口を利かないモードに突入です。

2.「まさか!」と相手を責める姿

 そうやって口を利かないモードに入ってからはもう怒り心頭でした。「自分は妻のしていることを応援しているのにそれはないだろう」とばかり、本当に口を利かない時間が過ぎていきます。「だったら何故あの時に楽しそうに笑顔で口を挟んで来たのか」とか、どうしても納得がいかない過去の出来事も含めて妻を責めているのです。勿論、直接責めてはいませんが、澱んだ空気の家庭になってしまいました。

3. 冷静になって初めて気づく自分よがりな思い

 そうして時間が経って少し冷静になると、「ちょっと待てよ。そう言えばある時、違うことをやったらと言われたことがあるなあ」などと思い出して来るのです。それにしても少しも応援してくれないなんて酷いじゃないか。こんな状態じゃあ、やって行けないなあとまで思い込む自分でした。

4. それは相手のせいじゃない、自分の思い込みだったのかも?

 しかしながら、やがて相手を責めているばかりでは解決出来ないと思い始めると、ひょっとしたらこれは自分の思い込みだったのではないかと気づくのです。

 何も相手に嘘をつかれた訳でもないし、騙されていた訳でもない。全ては勝手な自分の思い込みだったのかも知れないと、相手を責めることから自分の落ち度を見返す状況に変わって来たのです。そこで思うのです。こんな自分の勝手な思い込みが原因なのに、それを相手のせいにして責めてしまうことって案外多いのではないかと。

 それが原因で二人の関係がおかしくなってしまうことって日常茶飯事であるのではないかと思います。今回の例は勝手に自分の良いように思っていたことですが、反対に自分は好かれていない、拒絶されたと思い込むことだってあるでしょう。そうなのです、ポジティブな思い込みとネガティヴな思い込みがあるのです。

 そんなことを考えると何だかバカらしくなって来ました。そして関係修復に動き始めたのです。

5. 終いに

 結論として、「なんでも相手のせいにしていては良くなるものも良くはならない」ということです。自分の『思い込み』や単なる『勘違い』があるのではないかと、相手を責める前に考えることの大切さを改めて認識しました。

 是非とも、心当たりのある方は自分から関係修復に向けて動いて行きましょう。必ずや元通りに帰れます。年末まであと僅かですが、それでもケジメをつけてリセットして新しい年を迎えたいものです。

 今回もここまで読んで下さりありがとうございます。

2023年12月25日     さえき ひかる

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