皆様は「まさか、そんな風に思われていたなんて!」と相手のことを責めた経験をお持ちではないでしょうか。最近、自分自身の体験でわかったことがあります。最初は相手のことを責めたのですが、口も利かないで何日か考えていたら「ひょっとしたらそれは自分の思い込みだったのかも知れない」と考え出したのです。そうすると急に相手に対する気持ちが軟化してきました。
今からでも、自分の思い込みによるトラブルを起こさないように実例を交えて記していきます。
目次
1.自分が受けたショック
その相手がまさかの妻だったらどうでしょう。自分の場合は正にそれだったのです。信じていた相手が私のしていることをまさか応援してくれていなかったなんて!
それは自分が落胆している時にあまりにも普通の言い方しかしてこないので「もっと違う言い方があるんじゃないの?」と言ったら、「私はあなたがやっていることがそれ程好きじゃないから」と言われたのです。私にしてみれば応援してくれているものとしか思っていなかったので、大きなショックを受けました。もう口を利かないモードに突入です。
2.「まさか!」と相手を責める姿
そうやって口を利かないモードに入ってからはもう怒り心頭です。「自分は妻のしていることを応援しているのにそれはないだろう」とばかり、本当に口を利かない時間が過ぎていきます。「だったら何故あの時に楽しそうに笑顔で口を挟んで来たのか」と、どうしても納得がいかない過去の出来事も含めて妻を責めているのです。勿論、直接責めてはいませんが、澱んだ空気の家庭になってしまいます。
3. 冷静になって初めて気づく自分よがりな思い
そうして時間が経って少し冷静になると、「ちょっと待てよ。そう言えばある日、違うことをやったらと言われたことがあるなあ」などと思い出してくるのです。それにしても少しも応援してくれないなんて酷いじゃないか。こんな状態じゃあ、やって行けないなあとまで思い込む日々が続きます。
4. それは相手のせいじゃない、自分の思い込みだったのかも?
しかしながら、やがて相手を責めているばかりでは解決出来ないと思い始めると、ひょっとしたらこれは自分の思い込みだったのではないかと気づくのです。
何も相手に嘘をつかれた訳でもないし、騙されていた訳でもない。全ては勝手な自分の思い込みだったのかも知れないと、相手を責めることから自分の落ち度を見返す状況に変わってきたのです。そこで思うのです。こんな自分の勝手な思い込みが原因なのに、それを相手のせいにして責めてしまうことって案外多いのではないかと。
それが原因で二人の関係がおかしくなってしまうことって日常茶飯事ではないかと思います。今回の例は勝手に自分の良いように思っていただけのことですが、反対に自分は好かれていない、拒絶されたと思い込むことだってあるでしょう。そうなのです、ポジティブな思い込みとネガティヴな思い込みがあるのです。
そんなことを考えると何だかバカらしくなってきました。そして関係修復に動き始めたのです。
5. 終いに
結論として、「なんでも相手のせいにしていては良くなるものも良くはならない」ということです。自分の『思い込み』や単なる『勘違い』があるのではないかと、相手を責める前に考えることの大切さを改めて認識しました。
是非とも、心当たりのある方は自分から関係修復に向けて動いたら如何でしょうか。必ずや元通りになれます。年末まであと僅かですが、それでもケジメをつけてリセットして新しい年を迎えたいものです。
今回もここまで読んで下さりありがとうございます。
2023年12月25日 さえき ひかる
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