今年も1年をふり返る師走になりました。皆様はどんなことを思い出していますでしょうか。例年とは違った視点で1年をふり返ると、それは特別な1年として記憶に刻まれるように思います。
通常は楽しかったことや悲しかったこと。次に面白かったことや困ったこと。そして出来たこと出来なかったこと等を思い出す方が多いようですが、自分に起因する出来事を思い出せたら、この1年の特徴がわかるかも知れません。
そうなのです。今年は〇〇の年だった、あるいは〇〇と△△が重なった年だったと総括できれば、その総括はきっと来年の行動に繋がるはずです。
一般的に誰かに感謝することだったら、いっぱいあるように思います。でも自分が誰かに感謝されたことってあまり考えないのではないでしょうか。それとは逆に大変な思いをさせられたこともあるでしょう。でも誰かを悲しませたことを忘れてはいませんか?
そのような中で今年は『1年のふり返り方』ベスト3についてご紹介します。
『1年のふり返り方』ベスト3
第3位
『今年は何で始まって、何で終わったか』
さあ、いかがでしょう?感動の世界では『大谷翔平』で始まって『大谷翔平』で終わったと言われても不思議ではないと思います。将来、2023年の自分の記憶は『大谷翔平』さんが大活躍した年だったとして思い出すことでしょう。
ところで、自分自身の1年はどうだったでしょうか。楽しかったことでしょうか、はたまた苦しんだことでしょうか。それとも家族とか仕事のことでしょうか。いずれにせよ、『今年の漢字』みたいにきちんと総括することで来年に繋がるはずです。ぜひ、ケジメをつけて新しい年を迎えましょう。
第2位
『今年、誰かを悲しませたことはなかったか』
一瞬、「悲しませたこと?そんなことあったかなあ」と思われるのではないでしょうか。でもよく考えてみると思い当たることがあるはずです。そしたら是非とも年末までにその方に一言謝るというか、もう一度言葉をかけたらいかがでしょう。きっと相手の方も自分も気持ちの良い新年を迎えられるはずです。何よりも来年の二人の関係がより深いものになるのではないでしょうか。
第1位
『今年、誰かに感謝されたことがあったか』
この言葉で締めくくることは中々にないように思います。自分を取り巻く誰かから丁寧に感謝されたことを思い出せますか?そんな言葉を思い出せる人は大きな満足感があったのではないでしょうか。人に感謝されるのは最高に気持ちの良いことですよね。そして来年も『感謝される1年』を目指して行動するに違いありません。
また、「自分で自分を褒める」自己肯定感を持つことにも繋がると思います。
反対に一つも思い出せない人は、誰かのためにという意識で行動することが少なかったのかも知れませんね。そんなところも反省して来年こそはと行動すれば、あなたはまたひとつ上のステップへと上がっていけるのではないでしょうか。
終いに
1年をふり返り、感謝されることがある人生は『心豊かな人生』でしょうね。たった一つでも、一人でも良いのです。それこそ、涙ながらに感謝されたら、もうそれだけで特別な1年として自分史に刻まれるはずです。勿論、大きな満足感にも包まれます。
逆に悲しませることがあったならば、今年の内にケジメをつけて、蟠りを持ち越すことのないようにしましょう。
こうした『1年のふり返り方』ベスト3の内容以外にも、感謝したこと、喜んだことに関して、年賀状にその思いを記すことが出来ます。1年をふり返って、リセットされることで、心機一転、また新たな活力が湧き上がってくるのです。誰しも自分なりの『1年のふり返り方』でその記憶を強く心に刻み込みこと。そして多くのことを意識して過ごすことの大切さを身に付けるために、自分自身で習慣を変えて行くことを躊躇してはいけません。変わることが出来なければ楽しく過ごして行くことは難しいのです。
今回もここまで読んで下さりありがとうございます。
2023年12月15日 さえき ひかる
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