「日本も変わってしまった」とお嘆きの方おられますか。いかがでしょう、これからは若者の力を信じて応援していきせんか。色々な分野で、多種多様の優秀な若い人材が力を見せてくれています。
「最近の若いもんは・・」って、今でも聞くことはあるのでしょうか?ふと、そういえば聞かなくなったなあと。『団塊世代』はまだニュースでも聞きますが、『新人類世代』だ『バブル世代』だ『ミレニアル世代』だ『ゆとり世代』だと言い継がれ、今や『Z世代』が主流でしょうか。
しかし、もう目の前にはまた新しい時代が迫ってきているのです。
目次
1.最近の若いもん世代
昭和生まれの世代はこの言葉を結構聞きました。個人的には社会に出て会社でも言われたことがあります。初めての時には聞き流しましたが、2回目に言われた時には「みんなをそんな風に言わないで下さい。私が駄目なんでしょ!私だけを責めて下さい」と抵抗していた時期もありました。しかし、色々調べてみたら、何と江戸時代から「最近の若いもんは・・」「近頃の若い奴は・・」と言われていたというではありませんか。だったら私に言った上司も言われて来たんだなと思った途端に楽な気持ちになって、それからは「また言ってるわ」という感じになったことを覚えています。
今とは違って、『根性』だ『やる気がない』だ『精神が弛んどる』と言われていた時代でした。パワハラという言葉を身近に感じる様になったのは2000年代に入ってからです。その前からみんなが携帯電話を多く使う時代になり、インターネットの普及と共に急激な勢いで世の中が変化して来ました。最も大きな変化は情報の速さでしょうか。
2. 今感じる楽しみな世界
何でも調べにいかないと分からなかった時代から、じっとしていても色々な情報が入ってくる時代になってきました。もう自分の周りは情報で溢れかえっています。そんな時代ですからちょっと気になったことやわからないことも瞬時に調べられます。
そういう状況下では今まで興味のなかったことも沢山知るようになります。皆様はいかがでしょうか。どんなことに興味を持っておられますか? 私はそれこそ『最近の若いもんは素晴らしい!』です。何故って、色々な分野で、多種多様の優秀な人材が姿を見せてくれているからです。これならこの未来は大丈夫だとひとり興奮することがあります。ITの世界は言わずもがなですが、AI、ロボット、物流、音楽、エンターテイメント、絵画などの芸術、将棋、医学、物理学、スポーツそしてテーマパークを立て直す人達等、まだまだ違う分野にもこれからを担う人達が沢山います。
その中でも『大谷翔平』さんはすごいですよね。これほどみんなに元気と勇気と挑戦力を与えてくれる人はいないのではないでしょうか。そうなのです、昭和世代にも素晴らしい方は沢山おられますが、若い世代には次から次へととんでもない才能を持った人達が出てきているのです。それも加速度的にと感じます。人を大きく成長させる社会が到来したのです。
3. 少子化の中での前期高齢者の役割
今まで働いてきた会社のことを振り返ると、次の世代の後輩を見てて「まだまだだな」と感じることがあるかも知れませんが、人は組織の中でトップに立つと急速に伸びていきますよね。自分を取り巻く環境が人を成長させるということだと思います。少子高齢化の時代ですから、働き手確保の観点から、我々も長く働かなければなりません。しかしながら、後進に道を譲って任せてみることも望まれるのです。家庭でもそうです。『老いては子に従え』ではありませんが、一歩下がって見てあげたいものです。
私達、前期高齢者に求められるのは各分野で頑張っている若者達を応援してあげることではないでしょうか。暖かく見守ってあげるということもあるでしょう。心配な時には励まし、時にはアドバイスを送り、実際に手を動かし、それこそ、こちらも一生懸命に応援し続けるのです。且つ、新しく訪れる世界を楽しみながらです。
4. 子供、若者の力を信じて
一方、自分や親族の子供達は如何でしょうか? 思い切り応援出来ているでしょうか? 細かいことは指摘せずにどんどんやる気を出させる方向で応援したいですね。ただ、間違った方向へ行くことだけは阻止して上げなければなりません。その為にも会話は欠かせません。それも顔を見ながらです。そういった面でも今はスマホでもお互いに顔を見ながら話が出来るので、便利な時代になりました。
是非皆様も各分野に才能ある若者がどんどん出ている実態を確認して戴き、『最近の若いもんはダメだ』から『最近の若者はすごい!』と称賛しながら応援していきませんか。
ここで、まだご覧になったことがない方にお勧めしたいテレビ番組があります。『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』です。感動をくれる子供たちがいっぱい出てきますよ。
5. 追記
私たちもただ楽しみに待つのではなく、どんどん新しいことにはチャレンジしていくことが大切です。もうこんなことには付いていけないなんて思わずに少しずつでも出来るように頑張って行くのです。幾つになってもチャレンジしている時って楽しいものです。そしてそのチャレンジはボケ防止にもつながるのではないでしょうか。そのうちにクラウドファンディングで応援したくなる人も出てくるでしょうから、何とか『入るを促し出ずるを制す』の精神で収入増に向けて動いて行きましょう。
今回も最後までお読み下さり、ありがとうございます。
2023年6月20日 さえき ひかる
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