夫婦間のギクシャクを解決するには

もう止めて
知らずに夫婦間で『モラハラ』していませんか?

 最近、夫婦の間がギクシャクしてるなあとお思いの方はおられませんか。それはひょっとしたら、夫婦間に『モラハラ』があるのかも知れません。それを、いつものちょっとした言い合いだと片付けてしまうと大変なことになりかねませんよ。

 どうしても、結婚生活が長くなってくると、いつもの調子で話して気分を害したとしても、それほど何かを感じることは少なくなります。しかし、それは許してもらってる、反撃はないと思っているのかも知れません。もっとわかりやすく言えば、いつもの習慣みたいになっているのでしょう。さらに、ただの口喧嘩だからすぐに元に戻ると甘えているのかも知れません。

 しかし、これが旅先だと違ってくるのです。計画時点で、お互いに失敗しないように事前に注意し合うことがあります。だけど、それでも失敗してしまいます。その失敗が地元だったら「だから言ったのに。でも大丈夫だって言うから。結局、言った通りでしょ。」と責めてしまいます。

 同じことが旅先で起こったのです。その失敗で二人とも新幹線に間に合わなくなるところでした。色々と口に出かけたけれど、先ず新幹線に乗り込んでからだと言葉を飲み込んだその時に気づいたのです。ひょっとしたら自分は「知らずに妻に対して『モラハラ』しているのでは?」と。

 

 ちょっとしたストレスの解消法 – 歩み寄ることの幸せ

 ギクシャクした関係を乗り越えていく夫婦の向き合い方

 小さな感動から始まる『いつまでも続けたい3つの習慣』

 

目次

  1. こうして、知らずに夫婦間で『モラハラ』をしてしまう
  2. 精神的DV
  3. 終いに

 

1.こうして、知らずに夫婦間で『モラハラ』をしてしまう

 そこで、自分自身の経験から学ぶ、知らずに夫婦間で『モラハラ』してしまう2つの要因を挙げてみます。

 ちなみに、夫婦間だから許されると甘く考えないことが大事です。なぜなら、この先、楽しい人生を送れなくなりますから。

(1) 困っている人に追い打ちをかける行為

 例えば、上手く行かなくて辛い思いをしているのは妻も同じです。その妻に「だから言って確認したでしょ!」と言いたかったけれど、それを言えば『傷口に塩を塗る』みたいに、更に妻を辛い目に合わせることになります。つまり、『困っている人に追い打ちをかける行為』です。

 ちなみに、最悪な行為です。

 

(2) 自分が正しかったと思わせたい行為

 最近の言葉で言えば『マウントを取る』行為にも似て、自分が優位な立場に立ちたいがために相手に投げかける言葉です。なぜ、そうなるのでしょう。きっとそれは『自分が正しかったと思わせたい』からなのです。

 完全なる自己満足ですね

 

2, 精神的DV

 さらに、何とか間に合った新幹線の席に座ってから考えたのです。「なぜ、追い打ちをかけるように妻を責めようとしたのか」と考えたその時に、もしかしたらこれって『知らずに夫婦間でモラハラしていた』のではないかと気づいたのです。本当に大きなショックを受けました。ただ優しさが足りなかったでは済まされないことなのだと

 この『モラハラ』は『精神的DV』とも言われるそうです。ちなみに、何気ない会話だと思っていてもそれが習慣になっていたとしたら、それは間違いなく『DV』ですよね。さらに、本当に知らずに相手を苦しめていたとしたら、こんなに不幸なことはありません。「なんて可哀想な目に合わせて来たことか」と悔やみながらも、いや、まだ他にもあるはずだと探していく中で、『余裕』を持って相手に接することの大切さに今更ながら気づいた自分です

 もちろん、この行為は間違いなく、妻に対する酷い行為です

 

3. 終いに

 確かに、世間では色々な事情を抱えたご夫婦が大半でしょうが、好きで結婚した相手なのですから、再度、次のようなことを意識して接して行きたいですね。

  ① 困っている相手に追い打ちをかける場合じゃない。助けるのです。

  ② 自分の正当性を主張しない。黙って堪える姿を相手は認めてくれる。

  ③ 相手の言葉をすぐに否定しない。その余裕で相手は自分の間違いに気づく。

 そして何と言っても、仲直りの第一歩はやはり『ありがとう』の言葉かけです。そうなのです。なんでもないようなことでも何かしてくれたら「ありがとう」と声をかけるのです間違いなく、この言葉が徐々にお互いの心のしこりをほぐしていきますよ。ぜひ、意識してみて下さい。

 自分の場合はこの歳でもまだ気づけたから良かったと思っています。でも習慣を変えてやり直すのに遅いということはありません。そうして『新しい生き方』を見つけて『人生100年時代』を楽しいものにして行きたいですね

 ともあれ、何歳になっても理想を追求していたいものです

 今回もここまで読んでくださりありがとうございます。

2023年10月15日     さえき ひかる

コメント

タイトルとURLをコピーしました