『シェア 16歳の “ いのち ” はめぐる』が教えてくれるもの

この先に待っているもの
この先に待っているもの・・・

 2024年4月13日放送の「NHKスペシャル『シェア 16歳の“いのち”はめぐる』」をご覧になられた方はおられますでしょうか。見終えて、色々と考えさせられたのではないでしょうか。

 この内容は上記(青字)をクリックすることでも見ることが出来ますが、16歳の少女が白血病で亡くなられた後もSNSの世界で生き続けているというものです。

 それぞれの悩みや想いに寄り添う仲間が創る世界

 『チャンスに溢れている』“ 世の中は知らないことだらけ ” だから

 少女は『笑顔の動画』を送り続けます。それこそ厳しい闘病生活の中でも同じような境遇の方を元気つけるためにも笑顔を送り続けるのです。しかしながら、快方に向かわずに残念ながら16歳で少女は亡くなってしまいます。

 若くして亡くなる「子」の死は壮絶なものです。それを受け止める「親」にもまた悲壮な決意がありました。しかしながら、その少女の『笑顔』を見続けている方々にはそこまでの苦しみはわからなかったのではないでしょうか。しかし、少女の死後、父親によって過酷な闘病生活が公開されます。その記録を依頼したのも少女自身とのことです。その少女の想いはどういうものであったのか。私には「私を見て。そして考えて。それから行動に移して!」と言っているように聞こえて来ます。

 どんな人の死も壮絶なものだと思っています。ただ、少女のように多くの方に知られるかどうかの違いだけです。

 ここに16歳の少女の意志を継いで生きる方も出てきます。実は私たちもある意味では両親の想いを胸に生きているのではないでしょうか。これが「つながる」ということだと思います。私も何かをつなげていくために、前を向いて生きて行かなければならないと思っています。ここで言う「いのちはめぐる」とい言葉も実はそういうことなのかも知れません。

 こうした「偶然」でまだまだ知らないことに巡り会うことがあるのですね。しかし、その「偶然」も自らの意思で動かないとやっては来ないのです。そして、「いのちはめぐる」の意味を追求し、少しでも同じような境遇の方に『希望の光』を届けて行きたいものです。

 私は「再生不良性貧血」で母親を亡くし、今また癌と闘っている尊敬する先輩が身近にいます。現在はこの先輩から多くの『生き様』を学んでいます。その学びをこれからの人生に活かしていく覚悟です。

 16歳の少女のご冥福をお祈りいたします。

 今回もここまでお読み下さり、ありがとうございました。

2024年4月15日     さえき ひかる

 

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