人のために役立ちたいと思う人達から学ぶ新しい生き方のヒント

人のために
人のために役立ちたい想い

 この先どうなるのだろうとご心配されている皆様。でも世の中、案外捨てたものではないように思います。「人のために役立ちたい」という想いを純粋に抱いている人たちがいるからです。変わる世界を感じてみたいですね。

 ドキュメンタリー番組で、最近続けて『人のために役立ちたい』と答えている方の映像を見る機会がありました。一人目は学生で、二人目は還暦近くの方とそのお子さんでした。純粋な動機として、まず最初にその言葉が出る人は私の周りでは少なくとも社会に出てからはいなかったように思います。将来的な目標も然り、目の前のことでもその想いを優先させて決断する姿に、少しばかりの自責の念と爽やかな感動が込み上げてきたのです。

 自分が今からでも『人のために役立ちたい』と考えるならば遅いことはない、これこそが『新たなStage』に求められるものではないかと思えたのです。こうしてブログを書くことによって何か見えてくるものがあるのですが、それがはっきりと見えてくるのはもう少し経ってからだろうとも思っていました。でもそのヒントがおぼろげに見えているような気がしたのです。

 直接触れる “ 若者たちの発想と行動力 ”

 それぞれの悩みや想いに寄り添う仲間が創る世界

目次

  1. その学生の想い
  2. その親と子の想い
  3. 『人のために』が溢れる世界
  4. 終いに

 

1.その学生の想い

 インタビュアーがその学生に「何か決められているのですか?」と質問したら「人の役に立つことがしたいのです」と即答したのです。聞いた瞬間、「うん?」となったのですが、それは最近聞いていなかった言葉だからと気づきました。

 大学1年生の言葉として、それはとても新鮮でした。その後、その学生は私の想像を超えた『人の役に立つ』クラブに入部していたのです。『応援団』です。見た目にも大変なクラブなのに、それが『やりたい事』なので『楽しんで』やっているように見えます。

 私は『何事も楽しむという想いでやれば喜びに変えられる』と思っていますが、その学生は『やりたい事で楽しんいる』のでした。それがとても印象に残っていたのです。

 

2. その親と子の想い

 それから1週間後に違う番組でひとりの医者の映像が流れました。時間も関係なく飛び回り、処置していく姿はそれこそ『人のために役に立つ』仕事そのものです。そして家族の映像が流れ始めた時に、その医者の子供が嬉しそうに「父さんは困った人を助けるのが好きだからね」と喋るのです。いやー、とても自然で、言われた父親もにこやかに微笑んでいる。これを見ている私もなんだか幸せな気分になりました。その時、また私の脳裏を駆け巡るものがあったのです。

 

3. 『人のために』が溢れる世界

 こういう人達を偶々知ったのですが、実はこの方たち以外にも同じ想いで働いている方は沢山いるのです。改めてその想いの尊さに胸を打たれます。勿論、結果としてほとんどの職業は人のためになると思いますが、基準がそこにある方はどれほどいるのでしょうか。

 こういった想いを持つ人が多い世界は日常見かける光景そのものが違った社会なのだと思います。自分自身も楽しみながら汗を流し、仲間の手助けも気持ち良くこなし、少しでも困っている人を見かけたら手を差し伸べる、そんな『人のために』が溢れる世界は多くの人が望むものだと思いますが、それは中々に簡単なものではありません。でもそういう方がおられるからこそ私達は生きていけるのです。その事に感謝する気持ちを忘れてはなりません。

 しかし、少しでも心の底に『人のために役立ちたい』という想いを持っていれば、いざという時にそれが生きてくると思います。そして社会がより良い方向に向かって行けることを諦めてはいけないと思うのです。それがまた『新しい生き方』に繋がるはずです。

 さらにその気持ちは強い人よりも弱い人を、勝ち続けているチームよりも負けているチームを応援する姿にも似ています。弱くても人知れず応援し続ける姿はいつの日もその人達の心の拠り所みたいになっているはずです。ですから困っている人だけでなく、弱い立場の人のためにも動く社会であって欲しい、そのために私も今回のヒントから手の届く行動を探っていきます。皆様も如何でしょうか。

 

4. 終いに

 「父さんは困った人を助けるのが好きだからね。」と喋った子供もやがてはそのような仕事に就くような気がしたのは私だけではないように思います。プラスがプラスを生む、そんな世界であって欲しいと願うのです。そのために具体的にどんな人たちの役に立ちたいのか、立てるのかを見極めて、今の『3rd Stage』を生きていかなければならないという想いを強くしました。

 しかし、思い込みの『人のために』が往々にしてあることも忘れてはいけません。『人のために良かれ』と思って為すことが実は大きな問題に繋がることがあることを承知して、行動に移す前に一度立ち止まって考える習慣も身につけたいものです。

 今回もここまで読んで下さりありがとうございます。

2023年7月20日     さえき ひかる

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