最近、思い出せない、アイデアが浮かばないとお悩みの方。また、やるべきこともすぐに忘れてしまうとご心配なさっている方。不思議なことに動き出した瞬間にそれが頭にやってきた経験はありませんか。そうなのです。じっとしてては何も始まらないのです。
その原因を歳のせいにして終わるのならば良いのですが、そんなに簡単に諦める訳には行かないですよね。そこで、記憶を取り戻すためにどうしたら思い出しやすくなるか、忘れないようになるかと色々と試しておられることでしょう。
先ずひとつ言えることは、その事象だけでは思い出しにくいし、忘れることも多くなるということです。例えば、昨日の夕食は何を食べたかな?と思い出そうとしても思い出せない時に、料理の名前ではなく、他の料理も含めた画像として思い出せませんか。はたまた、どの皿を洗ったかを思い出すと関連づけられてパッと料理が浮かんでくることはありませんか。
このように何かと関連づけることで思い出しやすくなることはわかっています。しかし、それだけでは思い浮かばない時はどうしたら良いのかというお話です。
次なる対応として言えることは、同じ状態でじっと考えていても中々浮かんではきません。そうなのです。そこで立ち上がる、歩き始める、そして違う作業に取り掛かる等、動き出すことが大切なのです。その『動き出した瞬間に』その記憶がやってくるのです。それは不思議なくらいに突然やってきます。ずっと座ったままで考えていても変わらないのですが、身体を動かすことで浮かんでくるのです。
3番目に、アイデアはどちらかというと環境を変えた時に出てくるような気がします。場所を変えるということでしょうか。人それぞれだとは思いますが、いずれにせよ机に向かっているだけでは無理だと思われます。やはり『動き出した瞬間に』もやってきますが、アイデアの場合は頭から無くなるのも早いのです。ですから直ぐにメモることが必要になってきます。声に出すことも良い結果につながります。聴覚が覚えていてくれます。
そうすると、どんなことも『五感を使う』ことが大切だということに気付きます。目だけでなく、文字を書くこともヒントを生みやすいですよね。一番は話し合っている時でしょうか。パッと浮かんで来るはずです。『発想の連鎖』ですよね。
今回はちょっとしたきっかけで記憶を取り戻せた経験から、それこそ、こうしてメモりました。要はじっとしていてはダメだということですね。諦めずに挑戦していきたいものです。
どうか皆様もぜひ体験して下さい。
今回もここまで読んで下さりありがとうございます。
2023年11月5日 さえき ひかる
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