スマホを失くしてしまったあなたへ :今すぐ試すべき解決策

落とされたスマホ
スマホを落としてしまった・・・

 スマホを失くしてしまった経験をお持ちの方はおられますか。気づいた時のショックから直ぐに気を取り直して探すことに奔走されて大変だったでしょうね。お察しします。でもそんな時に直ぐに取るべき行動はこれです。

 落ちていたスマホを収得して落とされた方の手元にお届けした2回の経験を元に、落とした経験からではなく拾った立場から何が大事かをお伝えします。

 1回目は3年前で電車内のシートにありました。空いたので座ろうとしたら落ちていたのです。直ぐに追いかけましたが無理でした。2回目は数日前です。今度は歩道に落ちていました。まるで石畳に溶け込むように。

 そこからスマホを落とされた方に手渡すまでの行動から見える『スマホを落としてしまったあなた』が取るべき行動について少しでも役立てばと思い記します。

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2回の収得から感じられる落とされた方の動きの違い

1、共通点

  1. 2回とも女性。
  2. 先ず電話がかかって来た。
  3. 電話では最初に「拾って戴きありがとうございます」の言葉はなかった。
  4. 「今はどちらにおられますか?これからどちらに行かれますか?」と質問してきた。
  5. 私の方から落とされた方にどうした方が良いのかを尋ねた。
  6. スマホを渡した時に笑顔でとても喜んでくれた。

 

2、相違点

  1. 自分の置かれた状況として、1回目は帰宅途中の電車の中。2回目は私がベビーシッターをしている時で決められた時間までに園児を教室に送り届けなければならない移動中。
  2. そのスマホへの最初の電話は1回目は本人、2回目は本人以外の方から。
  3. 2回目は15分おきくらいに電話があったが時間的余裕がないことと、園児優先で対応出来なかった。
  4. 最初の電話で1回目の方は「そのスマホの持ち主です」と話し始め、2回目の方は「私は◯◯と申します」から始まった。
  5. 1回目の方は私が降りる駅まで追って来られた。2回目の方には私の方から落ちていた場所まで持って行った。
  6. 2回目の方は直ぐに最寄りの交番に行ったと思われる。
  7. 2回目の方は交番から電話して来た
  8. 2回目の方は受け渡しの場所に二人で現れた。
  9. 2回目の二人はそれこそ手を挙げて笑顔で近づいて来た。

 

3、どの行動が拾得者の心に響くか

  1. 先ずは誰かのスマホを借りてでも直ぐに自分の落としてしまったスマホに電話を入れる。
  2. 最寄りの交番に行って届け出る。そこで電話を借りられるかも知れない。
  3. 電話がスマホを拾った人と通じた時には最初に自分の名前を告げて、感謝の言葉を伝える
  4. 感謝の言葉がなく、いきなり本題に入ると一瞬、拾った方は何か詰問されているような錯覚に陥る
  5. 落としてしまった方が受け取りに行く姿勢を示した方が良い。
  6. スマホを拾った人が「しめしめ」と思わぬ限り、その方は善意で動いているでしょう。その善意の方に面倒臭いことをお願いするべきではないかなと。今の居場所を聞き「直ぐに参ります。ご都合は如何でしょうか?」の姿勢が良いのでは。
  7. 拾ったスマホを何処でも近くの交番や駅に届けてもらうようにお願いするのもひとつの方法ですが、それが確かな方法であるかは不明。届けた人はそれなりの手続きが必要になるし、本当に届けてくれたかがわからなくなる。その上、受け取った後に感謝の言葉は伝えられない
  8. 拾得者から直接受け取る場合には、落としてしまった方も初めての人は不安に思うでしょうから、出来れば女性の場合は複数人で受け取りに行った方が良いかも。
  9. スマホを受け取った時には笑顔で感謝の言葉を伝える
  10. その言葉だけでお礼の金品は不要と感じる。拾った人は多少の時間的ロスはあったにしても短い時間の中で「誰かのために役立った喜び」が大きいから。

 

終いに

 面白いという表現は当たっていないとは思いますが、おかしな事に習得した現場にいた周囲の人の中には「私が近くの駅に届けておきましょうか」と言ってくる人がいるのです。そこで「ありがとうございます。私が拾ったので私が責任を持って持ち主に戻るようにします。」と伝えました。その人がどうとかではなく、初めて口を利く他人に無責任に後を託す訳にはいきません。同じ託すのならば、駅か交番です。

 そうは言いながら、落とされた方も拾ってくれた人とはいえ、初対面の人は警戒すると思います。そういう面では、駅か交番が良いのかも知れませんね。ただ、電話がかかって来なければ届け出ることが普通の対応ですが、直接電話で話してしまうと少しでも早く渡して上げたいという思いが強くなります。

 今や「スマホが無ければ生活出来ない」と感じておられる方や「スマホがあるから生きて行ける」と思っている方も多いように思います。それだけ無くてはならない物になりつつあります。だからこそ早く何とかしてあげたいのです。

 でも私の場合、結果として、スマホを落とされた方の喜ぶ姿を見たいのかも知れません。どんなことでも喜んで感謝してくれる姿ほど自分を元気に豊かに前向きにさせてくれることはないのです。これからもどんなことであれ、喜んでくれる方のために誠実に生きて行きたいという想いを強くしました。

 どうか皆様、スマホだけでなく落とし物がないように動き始める時にはチェックしましょう。そして落とし物に気づいたら速やかに冷静に動きましょう。

 今回もここまでお読み下さりありがとうございます。

2024年3月10日     さえき ひかる

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