『推し』のイメージが変わってショックを受けても前に進む

多摩自然遊歩道
それでも前に進む

 あなたには『推し』の人はいますか? ずっと憧れ続けて来たのにその人のイメージが突然変わってしまったらショックですよね。そのような経験をされた方はおられるでしょうか。今まさにそうだ!という方もおられるでしょう。でもそんな時には気をつけたいことがあります。

 今回の『永野芽郁』さんのように、突然にイメージをひっくり返されるような報道が流れると、そのショックたるや、相当なものですよね。あまりにも有名な方だから許せないという思いからバッシングに繋がるのでしょうか。

 でも冷静に考えると、それはあなたが勝手にそう思い続けて来ただけ、自分が膨らませたイメージが壊されただけではありませんか。相手は確かにそんなイメージを抱かせてはいたのでしょうが、周囲の人が作って来た姿なのかも知れませんよね。

 

 人生で最も怖いこと:他人を傷つけても気づかないリスク

 誰だって、人には話せないことがある

 

 自分の思い込みでテンションを上げたのに相手が予想外であったなら裏切られたと言って相手を傷つけてしまう。相手が思い描いていた人じゃなかったと気づいてその相手を責めてしまう。

 ひょっとしたら、その行為は相手を責めることによって、自分自身を否定してしまう行為かも知れません。だって、ずっと推して来たのですから。

 だからショックを受けても、「あ〜、ショックだったなあ!」に留めて置きませんか。「幻滅!」だけで終わらせても良いのではないでしょうか。

 『推し』のイメージが変わったからといって悲しむのもやめましょう。その悲しみが相手を傷つけたり、『推し』がいつの間にか攻撃の対象になるのは悲しいことです。

 相手を責めるのではなく、自分自身を慰めましょう。1週間もすれば立ち直れます。相手を許せないなんて思わないように。残念であることには変わりはないのですが、もう忘れましょう。想像ではなく、実際に一度色が付いたらもう戻れないのも確かなことですから。

 それでも気になるのなら、応援してあげようではありませんか。決して「裏切られた」なんて思わずに温かく見守って行こうじゃないですか。私たちには裁く権利はありませんが、応援はできます。辛いでしょうが、大きなショックを受けても、だからと言って他の誰かを傷つけて良い筈はありません。自分自身の問題として、そっと収めていきましょう。

 現在のネット社会は本当に怖いです。多くの誹謗中傷がその対象者を死に至らしめることもあるのですから。匿名なのでバレないからと気安く非難してはなりません。それはきっと自分自身に返ってくると思うことが大切です。冷静になりたいものです。

 新しい「推し」を見つけて楽しくやっていきましょう。楽しい思いをさせてくれた今までの「推し」を責めては元も子もありません。

 ネットの世界は怖いと言いましたが、本来、昔から日本でもその様なことはあるのです。他人の噂話や地区内で異なることをする人を傷つける行為は今でもあるのです。

 それは私の同級生が亡くなった9年前に、葬儀を『家族葬』にしたらその地区の人から非難を受けて、その奥様は居た堪れずに家を出て行かれたと、昨日、聞きました。本当に悲しいことです。もうご家族にはお会いできないのです。

 人様には誰も知り得ないそれぞれの事情があるのです。推していた方にも多くの事情があるに違いありません。お互いに理解し合って生きていきたいものです。

 今回もここまで読んで下さり、ありがとうございました。

2025年5月25日     さえき ひかる

 

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